山形市 犬のふんの周りに黄色いチョークで印をつけ、飼い主に片づけを促す「イエローチョーク作戦」導入

路上などに放置された犬のふんを少しでも減らそうと、山形市は、ふんの周りに黄色いチョークで印をつけ、飼い主に片づけを促す「イエローチョーク作戦」を始めました。

この作戦は、路上などに放置される犬のふんが後を絶たないことから、山形市が今月から導入しています。

犬のふんの周りに黄色いチョークで丸く印をつけることで、困っている人がいることを飼い主に認識してもらい、放置されたふんを減らそうという取り組みです。

ふんがなくなるまで発見した日時を繰り返し書き込み、なくなれば「なし」と書き込んで終了となります。

市民や町内会などが市に申請用紙を提出すると、市から無料でチョークが届けられます。

市によりますと、13日までに合わせて17件の申請がありました。

山形市の「八幡中丁内会」は申請を行った町内会の1つで、今月8日に午前7時すぎから見回りを行ったところ、道路脇にふんを見つけ、早速黄色いチョークで印をつけていました。

「八幡中丁内会」の水野俊彦会長は「自宅の前にふんが放置されていたり、近隣の地区から相談が寄せられたりしていたので、始めました。少しずつですが効果を感じています。自分の町が少しでも住み心地のよい町になってほしいです」と話していました。

山形市動物愛護センターの山川智久センター長は「ペットのふんの置き去りなどで困っている方がいるということを飼い主に認識してもらい、マナーの向上を実現してほしい」と話しています。

ＮＨＫ 2022年4月14日 17時05分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220414/k10013582111000.html